色んな料理を同時に出す裏技!「半調理」とは!?

料理の完成のタイミングを揃う

複数の料理が並ぶ食卓では、お皿を一度に並べて、同時にいただきたいものです。しかし、一つひとつ最初から調理していたのでは、完成するタイミングがバラバラとなって、せっかくの料理が冷めてしまいます。今回は料理の完成のタイミングを揃えるために便利なテクニック、「半調理」をご紹介します。

半調理はこんなテクニック

半調理とは、下処理、下茹でなど食材を予め、ある程度の段階まで調理しておくことです。 後は味付けのみというところまで作っておくことも半調理と呼びます。「半」と言っても、きっちり50%という意味ではありません。 よく作り置きと混同されますが、作り置きは完成した料理を保存しておくことで、完成する前に止めている半調理とは異なります。 塩ゆでする、漬けておくなどが代表的な例ですが、洗う、切るといったシンプルな作業も半調理に含まれます。

半調理のメリット

下処理や下茹でなど、時間のかかる工程を済ませ、食事の前の調理を味付けだけにしておけば、料理ごとにかかる時間が短く済み、複数を同時に出しやすくなります。 薬味やサラダのトッピングとなるような野菜も、前もってカットしておけば、仕上げに添えたりかけたりするだけなのでとても楽です。 調理の時間が大幅に短くなるので、複数の料理を同時に出したいときだけではなく、単純な時短テクニックとしてもおすすめです。 また、その場で食べるときだけでなく、お弁当にも活用できます。忙しい朝に、ゆとりを与えてくれるでしょう。 完成品の作り置きは同じ味が続いて飽きがきやすいものですが、半調理はそこから様々な変化を付けられるので、同じ食材でもメニューに幅を持たせられます。 作り置きにありがちな、水気が出て味がぼやけるという心配もいりません。肉や魚に下味を付けておくことで、じっくりと味が染み込むので、より美味しくなるというメリットもあります。 半調理は、「忙しくて夕食になかなか手を掛けられない…。」という方に是非ともおすすめしたいテクニックです。

半調理の方法

続いて、代表的な半調理の方法をいくつかご紹介していきます。

茹でる
お湯を沸かして、野菜などを火が通るまで茹でるのは意外と時間が掛かるものです。コンロを一口ずっと占領することにもなります。 事前に茹でておけば、時間だけでなく、スペースも有効に活用できます。 休みの日に、多くの食材の半調理を一度に行うことも多いかと思います。そんなときはアクの少ない食材から順に茹でていくと、食材ごとにいちいちお湯を換えずに済みます。

切る
ネギのみじん切りや玉ねぎのスライスなどは、毎回使う分だけを切るとなると、意外と面倒なものです。 予め切ってあるストックを用意して散らすだけ、敷くだけという状態にしておけばその後の調理もお手軽になります。 肉や魚の下処理も時間が掛かります。また、まな板も汚れるので、忙しい時には大変ですし、他の作業との同時進行も困難です。調理しやすい状態にしておくと便利でしょう。

漬ける
味を染み渡らせるためには、それなりの時間が必要です。漬け込みは半調理という言葉が生まれるずっと前から行われてきた方法です。 味が染みて美味しくなりますし、柔らかくなるというメリットもあります。肉や魚の保存期間を長くする方法としても有効です。

おすすめの半調理

最後に、半調理におすすめの食材をいくつかご紹介します。

にんじんの塩ゆで
にんじんを千切りにして塩ゆでするだけの、とても簡単な下ごしらえです。きんぴら、みそ汁の具材、サラダのトッピングなど、幅広い料理に使えます。

合わせ薬味
数種類の香味野菜を刻んで混ぜ合わせます。冷奴にごはんに麺にと、使い方の幅は無限大です。 簡単な作業でも複数の野菜を洗って刻んでとなると時間が掛かってしまうので、多めに切って常備しておきたいですね。仕上げに使えば、手軽に華やぎを与えられるでしょう。

切り身
魚の切り身を、醤油ベースのタレなどに漬けてから汁気を取って、あとは火を通すだけという状態にしておきます。 簡単に仕上げられる上に、味が染みてとても美味しいですよ。また、冷凍保存にも適しています。

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カテゴリ:コラム

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